ウェンバンヤマが50得点 史上4番目の若さで達成
【AFP=時事】24-25NBAは13日、各地で行われ、サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマが、ワシントン・ウィザーズ戦で史上4番目の若さでの1試合50得点を記録し、チームの139‐130での勝利に貢献した。 【写真】パリ五輪の金メダルを逃し落胆するウェンバンヤマ 昨年ドラフト1位指名を受けたウェンバンヤマは出場わずか26分でキャリア最多の50点を達成。29本中18本のシュート成功率と8本の3ポイントシュートも自己最多となった。また3ポイントはここ3試合すべて6本以上を決めている。 これまでの1試合最多得点が40点だったウェンバンヤマは、この日の驚異的なパフォーマンスについて自分でも説明のしようがない様子で、「特定の目の覚まし方があるとか、ウオームアップ中にとてもスムーズだったと言いたいところだけれど、NBAは隔日で試合がある。だから毎回ウオームアップで苦労して、痛みがあって、汗をかいて、コートで血を流している。だから本当に一瞬一瞬のことで、毎試合の48分にかかっている」とコメントした。 ウェンバンヤマよりも若くして50得点以上を記録したのは、ブランドン・ジェニングス、レブロン・ジェームズ、デビン・ブッカーの3選手で、いずれも20歳だった。 スパーズは再びグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチ(HC)を欠く中で白星を収めたが、チームは同日、指揮官が「軽度の脳卒中」を起こしたものの、完全に回復する見込みだと発表している。 また、この日50得点以上を記録したのはウェンバンヤマだけにとどまらず、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンポはデトロイト・ピストンズをオーバータイムの末に127‐120で破った試合で59得点を決めた。アデトクンポは34本中21本のフィールドゴールを沈めて今季リーグ最多となる得点を決めると、14リバウンド、7アシストを記録した。【翻訳編集】 AFPBB News