CL準々決勝PSG戦に臨むペドリ「90分ピッチに立てる状態かって?80分とにかく全力でプレーし、動けなくなって交代を要求したい」
16日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグ、バルセロナはホームにパリ・サンジェルマン(PSG)を迎える。前日会見に出席したMFペドリは、バルセロナにとって5年ぶり、自身のキャリアでは初となるベスト4進出に向けて、大きな意欲を口にしている。 アウェーでのファーストレグに3-2で先勝したバルセロナ。セカンドレグで引き分け以上の結果を収めれば準決勝に歩を進めることができるが、ペドリは勝負の鍵を握る要素として、ボール保持を挙げている。 「チームは意欲と期待にあふれている。個人的には(負傷に苦しんだ)悪い時期を乗り越えた後に迎える一戦だ。大きな意欲を持っているよ」 「激しい試合になるだろう。彼らは前線からプレスを仕掛けてくるはず。それがルイス・エンリケのスタイルだからね。だけど僕たちだってボールを求めているし、両チームともにボールなしでは不都合なんだよ。彼らは良質でスピードあるプレーを見せる。ボールをより持てた方が試合を物にするはずだ」 ファーストレグでは途中出場によって負傷から復帰を果たし、ピッチに立った直後、絶妙な浮き球のパスでFWハフィーニャの2ゴール目をお膳立てしたペドリ。この試合でも決定的な活躍を見せることが期待される。 「再び怪我をするという恐怖は抱いていない。この前の試合のパスはサン・マメスで負傷した際のアクションに似ていた。期待にあふれていればすべてを克服できるんだ。僕の調子は良いよ」 「PSGは何もプレゼントしてくれないだろう。僕たちは(スペイン代表で指導を受けた)ルイス・エンリケがどういう監督かを知っている。バルセロナは少しだけ優位だが、PSGを食らう気でプレーしなければならない」 負傷明けのペドリだが、90分間プレーできるコンディションかを問われると、次のように返答した。 「僕は元気だし、意欲もあるよ。誰もがこういった試合に出場することを望んでいる。僕は90分ピッチに立つよりも、80分全力でプレーすることを優先したい。それ以上はプレーできない状態になって交代を求めたいね」 ペドリはまた、大活躍を見せている17歳DFパウ・クバルシについても言及している。 「パウは大好きな選手だ。MFにとってあれだけパスを通してくれるセンターバックがいるというのは最高だね。17歳であれだけ落ち着いてプレーできるなんて本当驚きだよ。デュエルにも勝利できるし、なおかつ、人間性だって素晴らしい」