【ジャパンC】牝馬2冠チェルヴィニアは先行して併入 陣営「意図的に後ろから一緒に走ってもらう環境をつくって調整」
◆第44回ジャパンC・G1(11月24日、東京・芝2400メートル)1週前追い切り=11月13日、美浦トレセン 秋華賞で牝馬2冠を達成したチェルヴィニア(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎、父ハービンジャー)は、オークスを制した東京・芝2400メートルで初めて古馬に挑む。 この日は美浦・Wコースでウィンターベル(2歳1勝クラス)との併せ馬。道中は1馬身ほど先行し、直線で馬体を併せると馬なりで併入した。6ハロン79秒8―11秒7。太田助手は「今日、しっかりやるための下地を日曜日につくって、今日は速めの時計や意図的に後ろから一緒に走ってもらう環境をつくって調整しました。ハミの取り方、気持ちが先走って粗々しいところが、まだ少しありますが、フィジカルは前走から一段上がっています」と手応えをつかむ。「メンバーがグッと強くなるので、前走時からどれだけ上げていけるのか、上がっていくのか興味深いところです」とさらなる状態アップを目指して調整を進めていく。
報知新聞社