昨年オークス2着ハーパーが現役引退 ノーザンファームで繁殖牝馬に/有力馬情報
10日のエリザベス女王杯で17着だったハーパー(牝4、友道)が、14日付で競走馬登録抹消となった。今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖馬となる予定。 【写真】オークスで2着に敗れたハーパーとルメール騎手 管理する友道師は「最近は精神面で前向きさがなくなっていましたし、フレッシュな状態のうちにということで、現役を引退することになりました。血統もいいですし、いい子どもを出してほしいと思います」と話した。 父はハーツクライ、母セレスタはアルゼンチンのG1馬(母の父ジャンプスタート)。 22年11月の阪神新馬戦(芝2000メートル)でデビュー(2着)。2戦目で初勝利を挙げると、続くクイーンC(G3)で重賞初制覇。23年の牝馬3冠戦線では、3冠牝馬リバティアイランドを相手に、桜花賞4着、オークス2着、秋華賞3着と好戦した。同年エリザベス女王杯でも3着と、G1勝利には届かなかったが、常に好メンバーを相手に善戦を続けた。 通算成績は12戦2勝。重賞1勝。付加賞を含む総獲得賞金は1億9641万2000円。