ラウンドロビンに続いてティエンを倒したフォンセカが全勝優勝で第7代王者に [Next Gen ATPファイナルズ/テニス]
ラウンドロビンに続いてティエンを倒したフォンセカが全勝優勝で第7代王者に [Next Gen ATPファイナルズ/テニス]
今年から20歳以下で争われることになった若手男子選手のトップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」(ネクストジェンATPファイナルズ/サウジアラビア・マッカ州ジッダ/12月18~22日/賞金総額205万ドル/室内ハードコート)の決勝で、第8シードのジョアン・フォンセカ(ブラジル)が第5シードのラーナー・ティエン(アメリカ)を2-4 4-3(8) 4-0 4-2で退け第7代チャンピオンに輝いた。 ~Next Gen ATPファイナルズで第7代チャンピオンに輝いたフォンセカ選手~ オープニングゲームで唯一のブレークを喫したフォンセカは第1セットを落としたが、第2セットのタイブレークで7-8のピンチを凌ぐと最終的に続く3セットを連取して1時間27分で歓喜の瞬間を迎えた。ふたりはラウンドロビン第2戦で対戦し、フォンセカが4-0 4-0 1-4 4-2で勝っていた。 最後に今大会の出場権を獲得したフォンセカは予選ラウンドを3戦全勝で勝ち上がり、準決勝では第6シードのルカ・バン アッシュ(フランス)を4-2 4-2 4-1で破って決勝進出を決めていた。 2024年シーズンのフォンセカは2月のリオデジャネイロ(ATP500/クレーコート)と4月のブカレスト(ATP250/クレーコート)で8強入りするなどツアーレベルで7勝7敗の戦績を残し、世界ランク700位台から自己最高の145位に躍進した。 7年前に創設されたこの大会は、世界トップ8によるシーズン末のエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月10~17日/室内ハードコート)の若手版となる。 今大会は出場権を争うレースランキング(Race to Jeddah)の上位8人が2つのグループに分かれてラウンドロビン(総当たり戦)を行い、上位2名ずつが決勝トーナメントに進出する形式となっている。 試合は4ゲーム先取の5セットマッチやノーアドバンテージなど、大会独自のルールが採用されている。 ※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位 <大会最終日◎12月22日|試合結果> ■決勝トーナメント|決勝 ○1ジョアン・フォンセカ(ブラジル)[8] 2-4 4-3(8) 4-0 4-2 ●4ラーナー・ティエン(アメリカ)[5]
テニスマガジン編集部
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