手のひらサイズ「PC-8801mkII SR」発売に合わせて「ベーマガ」刊行へ 読者投稿を募集中
電波新聞社は11月7日、手のひらサイズの復刻パソコン「PasocomMini PC-8801mkII SR」の発売に合わせ、電子工作マガジンの別冊として「マイコンBASICマガジン(ベーマガ)DELUXE PasocomMini PC-8801mkII SR大全集」を刊行すると発表した。プログラムなどの読者投稿も募集する。 【画像】手のひらサイズの「PasocomMini PC-8801mkII SR」は3万円。25年春発売 PasocomMini PC-8801mkII SR関連の記事を掲載した雑誌と、ゲームソフトやツール、掲載作品を収録したMicroSDカードをセットにした。価格は8800円。発売時期は2025年春頃という。 併せて、ベーマガに掲載する投稿プログラムの募集も始めた。対象は、N-BASIC、N88-BASICによるゲームプログラム、ミュージックプログラム、イラスト、OFコーナー(短文投稿。OFはBASICのエラーになぞらえたOverFlowの略)。投稿はメールと郵送で受け付ける。締め切りは25年1月20日。 マイコンBASICマガジンは、1982年から2003年まで電波新聞社が刊行していたコンピュータホビー雑誌。読者から募集したBASICなどのプログラムを数多く掲載し、当時のマイコン少年達に支持された。現在は季刊「電子工作マガジン」の1コーナーとなっている。 PasocomMini PC-8801mkII SRは、1985年にNECが発売した「PC-8801mkII SR」を4分の1スケールで再現したミニチュアパソコン。サウンドボードII相当の機能も含めてエミュレーターで動く。価格は3万円で、25年春に発売予定。
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