イチローが十数年ぶりに母校訪問 後輩球児たちに走塁やキャッチボールを指導「聞きたいことがあったら」
MLB・マリナーズなどで活躍したイチローさんが18日、母校の愛工大名電高校を訪問。後輩の球児たちにエールを送りました。 【画像】岐阜高校の野球部を訪問し、部員たちからの質問に答えるイチローさん 母校を訪れるのは十数年ぶりだというイチローさん。今夏の地方大会前には関係者を通じバッティンググローブを寮に送るなど、後輩のことを気にかけていたようです。今回は3年生の山口泰知元キャプテンから手紙が届いたことも、訪問を決めた理由の1つだといいます。 「聞きたいことがあったら聞いてください」とあいさつし、球児たちとともにアップに参加したイチローさん。走塁指導では股関節の重要性を伝え、実際に走る姿を見せるなど精力的に動きました。 またキャッチボールではどんどん距離を伸ばし、最後は遠投を披露します。球児たちには「軽く投げているように見えるけど、股関節と肩甲骨だけ(で投げる)。投げ終わりの姿勢も大事」とアドバイスを送りました。 打撃練習では、風が吹きボールの飛距離が出にくい状況の中「(ホームランが)1本出るまでやめない」ことを貫きます。最後にホームランが出ると大きな拍手に包まれ、指導を終えました。