ク・ヘソン、KAIST文学賞のエッセイ部門を受賞…2025年にはエッセイ集の出版も
ク・ヘソンが「第30回KAIST文学賞」を受賞した。 先日、KAIST新聞が主催する「第30回KAIST文学賞」の受賞者が発表された中、女優のク・ヘソンが詩、エッセイ、シナリオ、小説の4部門のうち、エッセイ部門の受賞者に選ばれた。 彼女が文学賞を受賞した「貧しくなかった私の町」は幼年時代、仁川(インチョン)の小さな町の団地で育ち、隣人と家族になり、愛を分かち合いながら学んでいく話を盛り込んだエッセイである。 KBS 2TVバラエティ番組「パク・ウォンスクの一緒に暮らしましょう」シーズン3に出演した彼女は幼い頃、隣人たちと仲良く過ごした過去を公開し、パク・ウォンスクとヘウニはもちろん、盈徳(ヨンドク)の住民たちに人見知りすることなく近づき、優しく愛嬌のある姿を見せてくれた。今回のエッセイには、そのような彼女の温かい幼少時代の話がそのまま盛り込まれている。 受賞後、彼女は所属事務所のNSENMを通じて「教授が『再度修正して出版しても問題ない』とアドバイスしてくれて、長い時間念入りに考えながら、文章を完成させた」と受賞の感想を語った。それから「来年にはこのエッセイをはじめ『不思議の国のク・ヘソン(仮題)』というエッセイ集を出版する計画だ。賞をくださったKAISTに感謝する。おかげで自信を持ってエッセイ集を仕上げることができそうだ」と感謝の気持ちと出版予定のエッセイ集について明かした。 多くの映画とドラマに出演し、精力的に活動している彼女は歌手や作家など、様々な分野でも活躍している。10月には「釜山(プサン)国際映画祭」に出席し、映画監督としてもその可能性を証明すると共に、学業と仕事を両立させる情熱あふれる姿を見せた。
イ・ミンジ