毎月はムリです! 上司から頻繁に誘われるゴルフを上手に断りたい… ウソなしで“角が立たない言い訳”ってあるの?
「単に面倒くさい」場合は?
しかし、全員が仕事にまつわる用事や育児、親の介護といった家族に関する用事など、相手に納得してもらえるようなスケジュールがあって断れるとは限りません。なかには「面倒くさい」という理由で行きたくないと考える人もいるはずです。 そのまま「面倒だから」と話すのは失礼なので、何とかして別の理由付けをしたいと思うときはどうすればいいのでしょうか。飯島氏は以下のように話します。 「大した理由がなかったとしても、ウソをつくのはよくないと思います。一回事実とは異なることを言ってしまうと、さらにそれをフォローするためのウソがどんどんと重なっていき、いずれは自分自身が苦しくなるだけでなく、相手にもウソがばれてしまう恐れがあるからです」 「だからといって、特に理由がなくとも欠席する権利はあります。たとえば『休みの日は子どもと遊んであげたい』『洗濯物やクリーニングに出す予定のものが溜まっている』といったことは、一見すると他愛ないことと感じられがちです。しかし、今どきそれ以上無理にでも誘おうとする人は少ないですし、欠席する理由としてもある程度正当化できるでしょう」 「接待ゴルフ」と聞くと「昭和」のイメージを持つ人もいるかもしれませんが、「先輩と部下」さらには「自分の会社と取引先」との関係性を構築したり、強化したりするうえではかなり強力なツールとして、令和でも使われています。 そのため、ゴルフのお誘いを断ることは交流を深める機会を一つ減らしてしまうことになります。せめて表向きだけでも「誘っていただいてありがとうございます」と、感謝の気持ちを伝えるようにするとベストでしょう。
ピーコックブルー