「正直、困るんだが…」両親・義両親からの”いらないプレゼント”どう断る? 捨て活のプロのアドバイスは…
こんにちは。片付けについて発信しているありママです。 おもちゃの捨て活は長期戦。1、2回やっただけでは子どもがすぐに捨てられるようになったり、片づけるようにはなりません。 前回は、そもそも、おもちゃの与え方を間違えていたというお話をさせていただいたのですが、その中でも悩ましいのが「両親や義両親」からのプレゼントで増えてしまうおもちゃ…。断ろうにもなかなか言い出しづらいですよね。 【衝撃のビフォーアフターを見る】リビング一面“おもちゃ地獄”だった元汚部屋ママがやめたこと 今回は、そんな贈り物のおもちゃの対処法についてお話しようと思います。
両親・義両親が増やすおもちゃで散らかった部屋、どうする!?
私の娘も遊びに行った時に、気に入ったおもちゃを持って帰ってくることがあります。 クリスマスプレゼントや誕生日にも1つずつもらうので、たくさん増えて使いこなせていませんでした。せっかくいただいたものなのに相手にも悪いですよね。 この場合は相手に伝えてみましょう。 言いづらいことなのかもしれませんが、伝え方を間違えなければ、相手との関係も変わりません。 捨てる部では ・不要なモノをもらわないように、子どもが本当に欲しがっているモノを伝える。 ・モノではなくお金をいただき、旅行や体験に使わせてもらっている。 ・「家狭いからモノ増やしたくないんだよね」と日頃から伝え、おもちゃ以外の服や家具などをもらうようにしている。 と祖父母の「あげたい」気持ちを尊重しつつ、不要なモノは増えないように工夫していました。
手放すことで学ぶ
お子さんが手放すと決めたおもちゃは、どんな手放し方があるのかをお子さんに教えましょう。そこからお子さんが気づくことも多いようです。 例えばお子さんと一緒にリサイクルショップへ行ったことで、モノがお金になること、買った時のお金は返ってこないということ、そのお金で必要なものが買えることを学んでいたお子さんもいました。 保育園や児童館に寄付をすると、必要な人に使ってもらえることが分かり、気持ちよく手放せたというお子さんもいました。 そして、手放すことは手間と時間と労力がかかり大変だということが分かってくると、安易におもちゃを手に入れないようになってくるのだと思います。 これも少しずつの変化です。やらなければ何も気づくことはできないので、長期的な目線でお子さんと捨て活で関わっていきましょう。
【Profile】ありママ(@arima1987_home)
7歳、5歳姉妹のママ。大学卒業後、東京都内の中学校教師を4年、地方の中学校教師として8年間の計12年間勤務。 出産後、子育てでモノが増え、一気に汚部屋の住人に。育休明け仕事復帰をしたが、モノの多さとタスクの多さに疲れ果てて、捨て活を開始。片付ける過程や片付けて気づいたことをインスタで発信、2023年退職し、フリーランスに。整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級取得。