能登復興に予備費1088億円 第6弾、総額6600億円に
政府は10日、能登半島地震からの復旧・復興に向け、2024年度予算の予備費から1088億円を支出すると閣議決定した。インフラ復旧や農林漁業者への支援に充てる。能登半島地震に関する予備費支出は第6弾で、総額は約6600億円となる。 第6弾の内訳は、公共施設や道路などの復旧に960億円、農林漁業者支援に75億円、被災世帯の住宅などの再建支援に53億円。 閣議後には復旧・復興支援本部の会合が開かれ、岸田文雄首相が「被災者の生活やなりわいの再建が本格化してきている。この動きをしっかりと後押しし、創造的復興に向けた取り組みを加速させる」と強調した。