中国海軍、新たな強襲揚陸艦の進水式行う…台湾上陸作戦で使用想定との見方広がる
中国海軍の新たな強襲揚陸艦の進水式が行われました。中国は、台湾周辺で軍事的圧力を強めていて、台湾への上陸作戦での使用を想定しているとの見方が広がっています。 中国軍によりますと、上海にある造船所で27日、海軍の強襲揚陸艦の進水式が行われました。「四川」と命名され、艦載機を加速して飛ばすことができる電磁式のカタパルトが装備されているほか、上陸用の戦車や部隊などを輸送できるということです。 一方、フランスの海軍専門メディアはことし5月、造船所で建造中の艦艇の衛星写真を掲載し、甲板が短いことから攻撃機として無人機が主力となる可能性を報じています。 「台湾統一」を掲げる中国は、台湾周辺での軍事的圧力を強めていて、台湾侵攻を見据え、上陸作戦での使用を想定しているとの見方も広がっています。