木村拓哉、ドラマの台本を劇場版と勘違い “映画2本にできる”クオリティーを絶賛「あまりにも面白くて」
ドラマではコロナ禍の飲食業界を描く
俳優の木村拓哉が21日、都内で行われたTBS系スペシャルドラマ『グランメゾン東京』(29日午後9時)の先行上映会に鈴木京香、Aぇ! group・正門良規、Kis-My-Ft2・玉森裕太、オク・テギョン、寛一郎、吉谷彩子、中村アン、北村一輝、及川光博、沢村一樹、塚原あゆ子監督ともに出席した。 【写真】豪華俳優陣が仲良く“自撮り” イベントの集合ショット この日、先行上映されたのは2019年にTBS系の日曜劇場枠で放送され、人気を博した連続ドラマ『グランメゾン東京』の劇場版『グランメゾン・パリ』に先立って放送されるスペシャルドラマ。木村が演じる尾花夏樹と「グランメゾン東京」のメンバーたちの対立構造が描かれる。 木村は「これから皆さんにご覧いただくのは、映画の前菜になっています。こちらを見ていただけると、『グランメゾン・パリ』がよりおいしく楽しめると思います」とあいさつすると、ドラマ版で出演している北村や窪田正孝の演技を称賛する。 ドラマではコロナ禍の飲食業界のことが描かれる。木村は「『グランメゾン東京』が三ツ星を獲ったなか、コロナ禍がやってきます」と語ると「また皆さんにもう一度コロナの時期のことを思い出させてしまうのかなと思うのですが、いかにフィクションとはいえ、飲食業界を描くのなら、中途半端にやってはいけないと、監督スタッフと話をしました」と覚悟を持って表現したことを明かす。 それだけ熱い思いを抱きドラマ版を作った。及川は「台本を読んでいたとき、これは映画版のものだと思ったら、最後のページに『劇場版に続く』と書いてあったんです」というエピソードを明かすと、木村も「僕も手元に届いた台本を読んでいて、あまりにも面白くて読み進めていたら、最後のページに『劇場版に続く』と書いてありました。なんで映画2本にしなかったの? と思うぐらい」と作品に自信をのぞかせていた。
ENCOUNT編集部