【ヤクルト】オスナ&サンタナが来季から3年総額30億円規模の大型契約で流出阻止
ヤクルトは21日、ホセ・オスナ内野手と、ドミンゴ・サンタナ外野手と25年から3年契約で合意したと発表した。オスナは年平均275万ドル(約4億3700万円)、サンタナは300万ドル(約4億7700万円)ともにプラス出来高払いでサインした。両助っ人合わせて総額30億円規模の大型契約となった。 奥村政之国際グループ担当部長が取材に応じ、「2人ともに今年で契約が切れるに際して、本人側からだいぶ前から『契約を延長したい』と言われていた。3年って簡単な契約ではないですが、彼らは長くやりたいと思っていますし、それに応える感じです」と説明。他球団からの強い関心があったなかで、助っ人コンビと球団との“相思相愛”ぶりが形となった大型契約となった。 オスナは全64試合に出場し、打率2割4分9厘、9本塁打、リーグトップ37打点をマーク。「1年目からチームメート、スタッフを含めて全員が自分を温かく迎えてくれたことがとても心強かった。みんな同僚以上、家族のような存在。チームも一丸で勝利を目指している姿勢をすごく感じる」と、来日からの4年間について熱く語り、来年以降の契約についても「もちろん残りたいです」と明かしていた。 一方のサンタナはリーグトップの打率3割1分4厘、10本塁打、36打点をマーク。「ヤクルトは第2の家族」と熱く語るほどチーム愛が強く、「ずっとヤクルトにいたいという気持ちが強い。すごく心地がいいチームで、チームメート、スタッフ、コーチ陣が自分のプレーを支えてくれているので離れたいとは全く思っていない」と残留を熱望していた。
報知新聞社