36歳ベンゼマ、今季限りで現役引退の可能性も…レアル・マドリーのアンバサダー就任へ?
アル・イテハドFWカリム・ベンゼマは、今季限りで現役を引退する可能性もあるようだ。 【ベンゼマ:レアル・マドリー最高の瞬間トップ10】奇跡の優勝へ誘うゴールに魔法のスキルも! 17歳でリヨンのトップチームデビューを飾り、すぐさま世界中の注目を集めたベンゼマ。2009年にレアル・マドリーへと加入すると、公式戦648試合でクラブ歴代2位の354ゴールを奪い、5度のチャンピオンズリーグ制覇や4度のラ・リーガ優勝など数々のタイトル獲得に貢献、2022年にはバロンドールも受賞した。そして2023年夏、14年間を過ごしたレアル・マドリーを離れてアル・イテハドに加入している。 サウジアラビアでも今季はリーグ戦10試合で10ゴールと見事な活躍を見せているベンゼマだが、今月19日には37歳となる。そして、今季限りでスパイクを脱ぐことも検討しているようだ。 スペイン『Relevo』によると、ベンゼマはアル・イテハドとの契約を2026年まで残しているが、すでに引退について考えており、今季終了後に決断する可能性もあるとのこと。以前と比べ、サウジアラビアでの選手生活においてモチベーションが低下していると伝えられている。また、アル・イテハド側は2026年の契約満了を持って引退すると予想しているものの、年俸1億ユーロ(約162億円)を節約できることもあり、選手の決断を尊重する考えだという。 さらに同メディアは、すでに現役引退後の進路も明確であると指摘。古巣レアル・マドリーとアンバサダー契約を結ぶことで合意しているようだ。本人にとっては、フロレンティーノ・ペレス会長との関係が良好であること、スペインに家を構えていること、さらにビジネス上の理由としても理想的な環境である模様。またレアル・マドリーも、特にアラブ地域のマーケティングにおいてベンゼマは適任であると分析しているようだ。 最終的な決断はまだとも伝えられているが、今後の動向に注目が集まっている。