友人と楽しんだ「サザエ採り」でまさかの高額罰金!海でNGな行動とは?
なぜサザエを採るのが禁止されているのか
多くの漁場が、一般の人がサザエを採ることを禁止している理由は、海産物の保全のためです。サザエなどの水産物は、親が卵を産み、その子どもがまた卵を産むというサイクルを繰り返します。 しかし、一般の人がむやみにサザエを採ると、サイクルが崩れてしまい、将来的に水産物の量が大きく減少して、市場に行き渡らなくなる可能性があります。トラブルを防ぐために、罰則の趣旨を理解し、マナーを守って海水浴場でのレジャーを楽しみましょう。
サザエを採取するのは漁業権侵害として罰金対象になることもある!
共同漁業権が設定された地域でサザエを採ると、100万円以下の罰金が科される場合があります。 今回の例のように、悪気はなくレジャーとして楽しんでいる場合であっても罰則の対象であるため、ルールを理解してレジャーを楽しみましょう。海水浴などのレジャーについては、水産物の採取のほかにもゴミを持ち帰ることやほかの利用者に迷惑をかけないことなどにも気を配る必要があります。 水産資源を守るためにも現場の人が気持ちよく過ごせるためにも、一人ひとりのルールの理解が大切です。 出典 水産庁 漁業権について 新潟県 密漁防止について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部