巨人入りが決まり、チェコ野球連盟が動画を公開したフルプの侍姿（チェコ野球連盟公式Xアカウントから）

　巨人と育成契約を結ぶことで合意したチェコ国籍のマレク・フルプ外野手（25＝米独立リーグ）が、早くも“侍”になった。合意発表を受け、チェコ野球連盟（CBA）は公式Xアカウントで動画を配信。日の丸の鉢巻き姿に、右手にはバットではなく日本刀を持ち振り回す姿を公開。最後は巨人キャップをかぶり「HE'S BACK.」の文字と巨人のチームロゴが動画を締めくくった。日本行きに早くもウキウキな様子が伝わってくるフルプに、SNS上では「気持ち良いくらいの日本かぶれいいわー」「すごいうれしそうにしてるの、こっちもうれしいな」「めっちゃ日本好きやん」と歓迎の声であふれ返った。 【写真】23年3月、佐々木朗希から二塁打を放つマレク・フルプ 　フルプは右投げ右打ちで身長193センチ、体重99キロの大型外野手。今季は米独立リーグのアメリカン・アソシエーションレイクカントリーのドックハウンズでプレーし、公式戦80試合に出場し、打率2割5分2厘、7本塁打、43打点をマークした。23年の第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）にチェコ代表として出場。1次ラウンドの日本戦で佐々木朗希から左翼線二塁打を放った。 　球団を通じて「素晴らしい球団の一員になることができ、とても光栄です。日本でプロ野球選手になることが夢だったので、その夢がかなったと同時に大きなチャンスをいただいたと実感しています。WBCでプレーした東京ドームの景色を鮮明に覚えています」とコメント。背番号037に決まり、入団会見は来日後に行う予定。