【最新】都道府県別「貯蓄ランキング」が決定!2位は大阪府で2689万円、1位は東京都で2720万円
都道府県別の平均収入ランキングTOP10
総務省統計局の「家計調査 / 貯蓄・負債編 二人以上の世帯 詳細結果表」による、都道府県別の二人世帯以上の平均収入ランキングは下記の結果となりました。 ・1位:東京都(東京都区部)816万円 ・2位:埼玉県(さいたま市)800万円 ・3位:神奈川県(横浜市)766万円 ・4位:福岡県(福岡市)732万円 ・5位:栃木県(宇都宮市)720万円 ・6位:愛知県(名古屋市)706万円 ・7位:千葉県(千葉市)703万円 ・7位:岡山県(岡山市)703万円 ・9位:神奈川県(川崎市)701万円 ・10位:宮城県(仙台市)671万円 全国の平均年収額は「642万円」であり、ランキングTOP10にランクインした平均収入は全国平均を上回る結果となりました。 平均年収が最も多かったのは東京都で「816万円」、次いで埼玉県で「800万円」、神奈川県で「766万円」と首都圏が続きました。 平均貯蓄額と平均収入額ともにランキングに入っている都道府県は6つであり、「収入が多いから貯蓄も多い」とは一概には言えないようです。 「収入が低いから」といって貯蓄ができないわけではなく、生活費をおさえて家計管理を意識することで、収入が低くても貯蓄することは可能です。 もちろん、大都市圏に住んでいる人のほうが収入面・貯蓄面に関して有利であることは事実ですが、個人の意識や努力によっても貯蓄額を増やすことはできるでしょう。 「そろそろ貯蓄をしたい」と考えている方は、自身のライフプランに合った貯蓄計画を立てていきましょう。
手取り収入の何%を貯蓄するのが堅実?
では最後に、手取り収入の何%を貯蓄するべきか、統計データから確認していきましょう。 金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、20歳代~60歳代における「手取り収入(臨時収入を含む)からの貯蓄割合」は下記の結果となりました。 ●二人以上世帯における「手取り収入からの貯蓄割合」 ・20歳代:14% ・30歳代:14% ・40歳代:12% ・50歳代:12% ・60歳代:11% ●単身世帯における「手取り収入からの貯蓄割合」 ・20歳代:18% ・30歳代:17% ・40歳代:14% ・50歳代:14% ・60歳代:10% 各年代において、手取り収入の10~15%前後を貯蓄に回している傾向にあります。 もし、「貯蓄をする習慣がない」「貯蓄をするのが苦手」という方は、給与が入ったらまず全体の5~10%の金額を貯蓄用の口座に移しておくことをおすすめします。 5~10%の貯蓄をしても生活に余裕がある場合は、徐々にその割合を増やしていけると良いでしょう。