尾辻秀久氏(84)参院議長を辞任「体調不良」 来年の任期満了で議員引退へ 鹿児島
南日本放送
自民党で参議院鹿児島選挙区選出の尾辻秀久さんが、体調不良のため、きょう11日で参議院議長を辞任しました。 尾辻秀久さんの参議院議長の辞任は、11日午前の参議院本会議で許可されました。午前中は「所用」を理由に出席せず、午後の総理指名選挙で姿を見せました。 尾辻さんは鹿児島県南さつま市出身の84歳で、1989年の参院選で初当選し、現在、6期目です。おととし8月、鹿児島から初めて参議院議長に就任しました。 しかし、事務所によりますと、去年、転倒して腰を骨折してから体調を崩しがちになり、議長を辞任する意向を固めていました。尾辻さんは参議院議員を来年7月の任期満了まで続け、引退するということです。 なお、新しい参議院議長には、自民党の前の参院議員会長・関口昌一議員が選出されました。
南日本放送