西武・西口監督 2年目・武内の飛躍に期待 苦しい時に勝てる「真のエース」に
西武・西口監督が昨季新人王の武内に対してさらなる飛躍を望んだ。 昨季はドラフト1位入団に応える形で開幕から5連勝を記録するなど10勝(6敗)に到達。規定投球回もクリアしてリーグ2位の防御率2・17を残し、1年目から抜群の安定感を誇った。 各球団の対策は厳しくなることは確実でも「変に考えすぎないこと。昨年ぐらい普通に投げてくれれば問題ない」と心配せず、先発陣の軸として期待した。 西口監督は現役時代に沢村賞を受賞するなど西武一筋で通算182勝。「自分がエースだという気持ちでやっていってほしい。周りが決めることだが、真のエースはチームが苦しい時に勝てる投手だと思う」とエース道のまい進を求めた。(福井 亮太)