【オリックス】山崎颯一郎が復活誓う 減額制限ギリギリのダウンに「しゃーないかな」
山崎颯一郎投手(24)が4日に大阪市内の球団施設で契約更改に臨み、1700万円ダウンの推定年俸5300万円でサインした。減額制限の25%に近いダウンに山崎は「何もやってないので今年は。しゃあないかなと思います。思っているようなシーズンではなかった。コンディション面でもかみ合わないことが多かった」と不本意なシーズンを振り返った。 背中の故障でフォームを崩し、わずか7試合の登板で0勝1敗0ホールド。一軍に定着できない苦しい時間を過ごし「気持ち的にもしんどかった。最初は開幕から投げていたんですけど、状態がよくなくて…。二軍で投げて上がってきたところで3試合で二軍に落ちて…。メンタル的にはしんどい時期もあった。でもそこを遠回りと思わないような投球内容ができればいい」と悔しさを来季に生かす覚悟でいる。 3連覇した昨季は終盤を任され、53試合に登板して存在感を見せつけた。チームきって人気者は「感覚的にはだいぶ戻ってきた。土台ができたかな。復活したな、と思われるような1年にしたい。どのイニングでもいい。信頼を勝ち取りたい。残念な結果になって申し訳ない。来年はしっかり京セラで応援したいと思われるように試合に出たい」と〝剛腕〟復活を誓った。
東スポWEB