生成AI活用普及協会、生成AI人材を採用する意志を表明する共同プロジェクトの2025年版を始動
一般社団法人生成AI活用普及協会(以下、GUGA)は、生成AI人材を採用する意志を表明する共同プロジェクト「生成AI人材採用宣言プロジェクト2025」を、1月7日より開始した。 ChatGPTをはじめとする生成AIの台頭を受け、ビジネスパーソンに求められるリテラシー・スキルが変化してきたほか、生成AI導入・活用を推進する企業では「利用率の壁」に直面するケースが目立ち、利用率向上・活用定着に向けて、従業員の生成AIリスキリングの必要性がますます高まっているという。 しかし、生成AIのリスキリングにはモデルケースが少なく、個人の立場からすると、生成AIを安全に活用するためのリテラシーおよびスキルを習得することが、「どのくらい求められているのか?」「どのようなメリットにつながるのか?」ということが分かりにくい状況になっていると、GUGAは指摘する。 そこで同団体では、生成AI人材を採用する意志を表明する共同プロジェクトを通じて、生成AIを活用するためのリテラシーおよびスキルの必要性を求職者に訴えかけることを目的に、2024年2月に「生成AI人材採用宣言プロジェクト2024」を始動していたが、2025年も引き続き、このプロジェクトを継続するとした。 なお昨年のプロジェクトでは、92の企業・団体が賛同を表明していたが、2025年はプロジェクトのさらなる発展を目指して特設ページを新設し、賛同企業・団体の求人情報を一覧で掲載する。また、賛同する企業・団体の募集も1月31日まで実施するとのこと。
クラウド Watch,石井 一志