西武・平良海馬がロッテの天敵に手痛い一打
◆ロッテ―西武(16日、ZOZOマリン) 西武の平良海馬投手(24)平良が天敵のロッテ角中に手痛い一打をまたも浴びた。 ■工藤公康さんが92歳恩師と寄り添い2ショット【写真】 3回、先頭の岡に死球を与え、ソトの左前打で岡が一気に三塁に進み、1死一、三塁から角中を迎えた。スライダーと速球などで1ボール、2ストライクと追い込んだが、4球目の外角速球をうまく合わされ、中前に落ちる先制打となった。 角中には昨季、14打数8安打(2本塁打)4打点、2四球と相性が悪い。今季も9日(県営大宮)の一戦で2打数1安打1四球と苦手意識は隠せなかった。 9日は7回7安打3失点で負け投手に。「ロッテ打線は足の速い選手が多いので、四球を与えないようにやっていきたい」と話していたが、先頭の岡への死球が先制打の呼び水となった。 風速10メートルを超える強風が吹き続ける悪コンディションに5回まで5四死球の乱調ぶり。マウンド上で平良が何度も顔をゆがめた。
西日本新聞社