巨人・菅野智之投手(左)、戸郷翔征投手(右)【画像:日テレジータス】

プロ野球・巨人の原辰徳監督が19日、CS日テレジータスで放送された『超ジャイアンツ』にインタビュー出演しました。原監督は、チームの若きエースへと成長した戸郷翔征投手、長きに渡ってチームのエースに君臨する菅野智之投手についてコメントを残しています。 【画像】“エース”戸郷翔征が投げると“4番”岡本和真の打率は『.452』 好相性のわけは？ チームの投手陣をけん引するのが戸郷投手.8勝1敗、防御率2.45,勝利数はリーグトップを走り、すでに2完投1完封と、球界屈指の成績を収め、エースとしての活躍を見せています。昨季はプロ初のタイトルとなる最多奪三振を獲得した戸郷投手でしたが、今シーズンはスピードではなく球質にこだわりを持ち、長いイニングを投げることへ投球スタイルを変化させています。 原監督は今シーズンの戸郷投手の投球内容について「スピードにこだわらず、球質にこだわっている。力感は昨年に比べるとなくなり、生き生きとしたボールを放っている。それが顕著に結果として出ている」と評価。プロ5年目の若きエースがチームを支えます。 一方、菅野投手は開幕投手の最有力候補とされていながら、開幕直前に肘の張りを訴え2軍での調整を余儀なくされました。今月11日のソフトバンク戦で1軍に復帰し登板。5回2失点の好投で今シーズン初登板初勝利を手にし、頼れるエースの復帰を印象づけました。 原監督は「智之なしでもここまで勝てているわけですから、加わってくれて戸郷と2人で両エースとしてやってくれれば最高ですね」と、菅野投手の巻き返しに心を躍らせました。 ここまで開幕から勝ち星を重ね続ける戸郷投手。エースとして1軍の舞台に帰ってきた菅野投手。逆転優勝へ向け、右の両エースの活躍が期待されます。