トルコ航空機が指示経路を逸脱 羽田空港、着陸やり直し
トルコ航空の旅客機が20日夜、羽田空港に着陸する際に管制官が指示した経路から逸脱したことが22日、国土交通省への取材で分かった。管制官が逸脱に気付き、当初の予定とは違う滑走路への着陸のやり直し(ゴーアラウンド)を指示した。詳しい経緯を調べ、事故につながりかねない重大インシデントに当たるかどうか検討する。 国交省によると、20日午後7時15分ごろ、イスタンブール発羽田行きトルコ航空198便はB滑走路への着陸を指示されていたが、所定の経路を逸脱してD滑走路に近づきはじめた。管制官がすぐに気付き、着陸先をD滑走路に変更し、ゴーアラウンドを指示。トルコ機は同40分ごろに着陸した。