休業要請を段階解除 大阪・吉村知事が会見(全文4完)グリーンゾーン維持を訴えたい
大阪府の吉村洋文知事は14日夜、新型コロナウイルス対策本部会議の会合後に臨時の記者会見を行った。 【動画】大阪府、休業要請を段階的に解除 吉村知事が会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府、休業要請を段階的に解除 吉村知事が会見(2020年5月14日)」の取材開始時間に対応しております。 ◇ ◇
陽性率が7%を超えるか、超えないか
吉村:そんないろんな課題がありますので、そうなってくると、今までの咽頭ぬぐいの検査の仕方から、今度は唾液で検査できる仕組みっていうのもでき始めていますから、新たに検査しやすい仕組みができれば、どんどんもっと増えてくると思いますし、PCRも非常に時間は掛かりますけど、簡易キットのようなものが出来上がれば、これは抗原検査のほうですけど、検査数もわっと増えてくるだろうと思ってます。 なので、今後のポイントとしては、この唾液検査だとか、いわゆる今までとは違う方法による検査っていうのをなんとか増やしていけないのかなというふうに思ってます。大阪府としても検査自体は拡充したい、してますし、していきたいと思ってますが、抜本的に増やすとなれば、やっぱりそういう措置が要るんじゃないかなと思います。 現状の分析からいくと、今日も検査数は500件以上、陽性疑いで検査を回しました。そのうち陽性者は3名です。陽性率については0.6%です。で、どのぐらい検査したら適切だと思われますかっていう質問に対しては、陽性率が7%を超えるか、超えないか、これが適切に検査をやってるかどうかの水準だろうとわれわれは判断をしています。もし7%を超える陽性率が出てくるとすれば、これは市中の陽性者に対して検査が十分追い付いていないというような状況だろうと思います。 大阪においても、27%という、1日、一番多かったときはそういうときもありました。つまり、検査数に対して27%の陽性者がいるということなので、これは大阪においてはやっぱり検査が足りてなかった状況のときだと思います。ただ、今は0.6%なので、検査数もずっと右肩上がりで、陽性者が減っても検査数はぐっと右肩上がりで上がってきてますんで、検査体制は整いつつのあるのかなとは思ってます。 ただ、やっぱりさっき申し上げたように、いろんな検査のやり方を増やしていかないと、この感染者がわっと増えてきたら、やっぱりこれは検査が追い付かないことになってくるので、検査自体は広めていきたいと常にそういう姿勢で今は挑んでます。減ってきてもね。陽性者が減ってきても検査数は広げていきたいというのが僕の考え方です。 大阪日日新聞:ありがとうございます。 司会:次のご質問。はい。