「21世紀枠」隼人工を表彰 センバツ、県推薦校 /鹿児島
2025年春の第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)で「21世紀枠」の鹿児島県推薦校に選ばれた隼人工(室屋真一校長)の表彰式が26日、同県霧島市の同校であった。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 隼人工は22年夏以降、部員が6人まで減り、他の運動部員の助けを借りて大会に出場していた。しかし新開剛監督(47)らが近郊の中学校で部員を勧誘し、現在は約40人。今秋の県大会は準々決勝で鹿児島実に惜敗したものの16年ぶりの8強入りを果たした。 小島蓮主将(2年)は「先輩たちのおかげで今がある。恩返しできるよう頑張る」と話した。 21世紀枠の出場校は12月に九州地区の候補1校が選ばれ、25年1月の選考委員会で全国2校が選出される。【取違剛】