絶景の宿泊体験! スノーピークのモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」お手軽プラン・女子旅レポート
●大きな窓から見える景色に感動 特にスノーピークのローチェアは座り心地がよいだけでなく、グレージュの色合いが室内の雰囲気にマッチしていた。 ここへ座ると、大きい窓から外の景色を楽しめる。「借景」の技術を思わせるこの仕掛けは、さすが隈研吾建築! とテンションが上がった。もしここが雪景色だったら、湖だったら、と妄想が止まらない。 しかし、この大きい窓をはじめとした複数の窓から日差しが差し込むため、室内は10月の新潟にも関わらず真夏のような暑さ。しかしエアコンを使用すれば、すぐに快適な室温となった。夏場に利用する場合は、荷物を下ろす前にエアコンを入れた方がよさそうだ。 ●大きい窓で感じた、自然と人間との新しい関係 「住箱」のこの窓は、隈研吾建築で見られる、自然と人間の技術による新しい関係を感じるポイントとなっており、非常に気に入った。なお、窓は開閉が可能で開けるとまるで外で過ごしているような開放感が味わえた。 宿泊した日は翌日が雨だったため室内で過ごしたが、窓を開けることで雨の雫の落ちる音がクリアに聞こえ、水に濡れる草の香りが室内に充満しリラックスした時間を過ごせた。 ●雰囲気だけでなく、機能性も高い「住箱」 筆者たちの女子キャンプでは、いつも「アレもコレも作ってみたい!」とキャンプ飯で張り切りがちだ。また普段は限られた調理スペースのため、暗い中で調理に苦戦することが多かった。 この住箱は外へ飛び出したパネル部分がいい感じのテーブルとなり、夕飯の準備が行いやすい。テーブルの高さがちょうどよく、室内から漏れる光で手元が明るくなり、気持ちに余裕を持って準備ができた。スタンドテーブルのようにお酒を楽しみながら食事の準備を楽しめ、料理が好きなメンバーとしてはたまらない時間となった。 ●4名で寝るのに十分なサイズ! 今回4名で宿泊するプランを選択したが、ベッドはダブルベッド1つのため、残りの2名はレンタル寝袋を使用した。就寝準備をしてみたが、女子4名であればスペースも問題なく、伸び伸びと眠れた。 少々気になったのは、寝袋の寝心地。施設から提供された寝袋は、スノーピークの「セパレートシュラフマットプラス」。寝袋の背面にクローズドセルマットマットがセットになっている、広げるだけですぐに使用できる便利な商品だ。しかし、すぐ下が床の木の板のため、背中が痛くなってしまい、自分のマットやコットを持参すればよかったと少々後悔した。