ヤクルトの育成・下慎之介、戦力外通告受け「まだやりたいという気持ちはそこまでない」
ヤクルトの育成・下慎之介投手（22）が30日、東京都内の球団事務所を訪れ、来季の契約を結ばない旨を通知された。取材に応じた左腕は「あるだろうなと思っていたので、そこまでがっくりとかはないです。去年から勝負だと思ってやっていたけど、無理だったみたいです」と話した。 下は2021年に群馬・健大高崎高から育成ドラフト1位で入団。22年夏にサイドスローに転向するなど試行錯誤を重ねてきたが、今季はイースタン・リーグで23試合に登板し、防御率5・46だった。今後については「特にこの2年はいろいろ難しいなと思うことが多かった。まだやりたいという気持ちはそこまでない。また違うこともやってみたいと思います」と現役引退を示唆した。 ヤクルトで過ごした4年間を振り返り「自分の同級生や友達とは、また違ったいろんな経験をさせてもらった。それはこれからの人生にどう生かせるかわからないですけど、自分にとってはいい時間だった」と語った。
