【MMA】ジョン・ジョーンズ失格の反則は反則でなくなる──11月から世界で導入のMMA新ルールとは? DEEP独自改正では体重超過の減点に変更も
◆PANCRASEは2025年1月1日より施行
なお、新ユニファイドルールの導入は、各国・各州のコミッション、団体により、タイムラグもあることが予想される。 PANCRASEでは、「今回のルール改正は非常に大きなものであるため、選手の練習内容にも影響を及ぼすと考え、2025年1月1日より施行を開始することといたします」と、以下の通りプレスリリースしている。 「ASSOCIATION OF BOXING COMMISSIONS AND COMBATIVE SPORTS UNIFIED RULES OF MIXED MARTIAL ARTS」の改定に伴い、2025年より以下の通り、PANCRASEオフィシャルルールの一部を改定。 主な改定箇所 1.第5章 反則 第19条(2)グラウンドポジション グラウンドポジションとなるためには、手や足以外の体の一部が床に着いている場合とする。 【参考1】グラウンドポジションとなる場合 ⅰ)どちらか一方でもヒザが床に着いている。 ⅱ)背中や尻が床に着いている。 ⅲ)どちらか一方でもヒジが床に着いている。 【参考2】グラウンドポジションとならない場合 ⅰ)両足と片手が床に着いている。 ⅱ)両足と両手が床に着いている。 2.第5章 反則 第20条 (10)ヒジの先端を下に打ち落とす行為(ヒジを縦に振り下ろす打撃攻撃)を削除。 ※この改定により、ヒジを用いた打撃の角度に制限がなくなる。