岡田監督に評価されず…?阪神、前年から1軍出場がない選手(5)30歳目前でもいまだに
昨季は岡田彰布監督が指揮官に復帰し、38年ぶり2度目の日本一に輝いた阪神タイガース。若手選手や新戦力が頭角を現し、チームの大躍進に貢献した一方で、一軍では戦力になれなかった選手も少なくない。そこで今回は、前年からいまだに一軍出場の経験がない選手を紹介する。
片山雄哉
・投打:右投左打 ・身長/体重:177cm/84kg ・生年月日:1994年6月18日 ・経歴:刈谷工 - 至学館短大 - BC・福井 ・ドラフト:2018年育成選手ドラフト1位 一軍出場経験は、2022年の2試合のみにとどまっている片山雄哉。長らく二軍暮らしが続いているだけに、今季は正念場となりそうだ。 ルートインBCリーグ・福井ミラクルエレファンツで、2018年に打率.330、14本塁打、62打点の好成績を残し、同年のドラフト会議で阪神タイガースから育成1位指名を受けてプロ入り。 ルーキーイヤーから二軍でアピールを見せ、プロ1年目の7月に支配下登録を勝ち取った。 しかしながら、その後も二軍での生活が続き、プロ4年目の2022年にようやく一軍デビュー。 翌2023年は自身の長打力を活かすため、一塁手としてもプレー。二軍で79試合に出場して打率.288の好成績を残すも、一軍出場なしに終わった。 今春は捕手陣に故障者が相次いだが、オープン戦期間での昇格はなく、開幕は二軍スタートとなった。今季で30歳を迎えるだけに、同年代の梅野隆太郎や坂本誠志郎の牙城を崩し、少ないチャンスをものにしたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部