『入所者に “特定候補者の名刺” 持たせ投票』公選法違反の疑いで障害者支援施設の職員9人を書類送検 熊本
熊本放送
10月の衆議院議員選挙で特定の候補者に投票するよう働きかけたとして、熊本市内の障害者支援施設の職員9人が書類送検されていたことがわかりました。 【写真を見る】期日前投票所/熊本県警察本部 公職選挙法違反(投票干渉)の疑いで11月26日書類送検されたのは、熊本市内の障害者支援施設の職員9人です。 警察によりますと9人は10月に行われた衆院選の期日前投票で、施設の入所者、少なくとも十数人に特定の候補者の名刺などを持たせた状態で投票させ、投票に干渉した疑いが持たれています。 事前に情報を得ていた県警の捜査員が期日前投票所で職員らの行為を目撃し、捜査を進めていました。 この施設は、熊本2区の特定の候補者を支援していたとみられています。 警察の任意の調べに対して9人は、いずれもおおむね容疑を認めているということです。
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