クリスマスイブのダブル世界戦アンダーカード会見で佐々木尽がKO宣言 「1回もKO負けがない坂井祥紀選手をぶっ倒す」
第1試合でWBOAPミニマム級タイトルマッチ12回戦を闘う、王者の小林豪己(25)=真正=は「この試合は世界へのアピール。すごい人たちがそろった中で、一番インパクトのある試合をできたら」と圧勝での2度目の防衛を誓った。挑戦者で前日本同級王者の高田勇仁(26)=ライオンズ=は「世界に行くための第一歩だと思って、全力で取りにいきたいベルト。チャレンジャーなんで、もう前に出て攻める一方だなと思います」と語った。小林はWBCとIBFとWBOで7位、高田はWBA2位、WBC10位、IBF12位と世界ランカー対決となる。
メインイベントは4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が、IBF、WBO1位のサム・グッドマン(26)=オーストラリア=と闘う4団体王座防衛戦。セミファイナルはWBO世界バンタム級王者の武居由樹(28)=大橋=が2度目の防衛戦として、同級10位のユッタポン・トンデイ(31)=タイ=の挑戦を受ける。
会見に出席した興行を主催する大橋ジムの大橋秀行会長(59)は「第1試合から本当に激しい試合になると思います。世界戦を含めて全試合がボクシングファン、日本国民の皆さんに最高のクリスマスプレゼントになると思います」と総括した。
興行はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で独占無料生配信される。プロ戦績は佐々木が20戦18勝(17KO)1敗1分け、坂井が46戦29勝(15KO)14敗3分け、奈良井が16戦14勝(10KO)2敗、渡邊が15戦13勝(7KO)1敗1分け、下町が23戦19勝(12KO)1敗3分け、平野が12戦11勝(4KO)1敗、小林が9戦8勝(5KO)1敗、高田が26戦15勝(6KO)8敗3分け、井上が28戦28勝(25KO)、グッドマンが19戦19勝(8KO)、武居が10戦10勝(8KO)、ユッタポンが15戦15勝(9KO)。(尾﨑陽介)