【NFL】マカフリーが作ったRBの「基準」と比較し「自分の立ち位置」を確認したいとジェッツRBホール
ホールが一流のレベルに到達できることを示すための最初の取り組みは、サンフランシスコ・49ersと対決するシーズン第1週から始まる予定だ。ホールはそこで、ランニングバックにとっての成功の基準として自分が目指しているクリスチャン・マカフリーを相手に、度胸を試すことになる。
「今はマカフリーがリーグで一番だと感じている。俺は彼が基準を作っていると思う」と強調したホールは、こう続けた。「彼と対決するシーズン第1週には、最高のラインバッカーたちとも戦うことになる。俺としては、自分の立ち位置を確かめるだけでもワクワクするし、健康になった今、自分のすべての才能をみんなに見せたいと思っている」
今月に2年3,800万ドル(約60億7,145万円)の契約延長を実現させ、リーグ最高額の報酬を誇るランニングバックとしての地位をさらに確固たるものにしただけではなく、その直後に『Madden NFL 25(マッデンNFL 25)』のカバーアスリートにも選ばれたマカフリーは、まさに時の人だと言えよう。初めて49ersの一員としてフルで過ごした昨シーズンを経て、マカフリーはそうした栄誉に浴している。2023年、自己最高かつリーグトップとなる1,459ランヤードを記録し、オールパーパスヤードとタッチダウン数でNFLをけん引したマカフリーは、オフェンス部門年間最優秀選手賞を獲得した。
「彼が基準を作ったって言ったけど、その彼が基準を上げてさらなる報酬を得るのを見るのは、最高だった」とホールは話している。「彼はこのリーグでトップ10に入る選手だし、自分の才能と今のチームがあれば、そうなれる可能性が俺にもあると感じている。だから、これから動き出すのが楽しみだ」
ホールがトップクラスのランニングバックであることを証明するには、シーズンを通じて努力する必要があるが、その挑戦は、そのために戦わなければならないと分かっている選手と直接対決するところから始まる。