北島三郎の“米寿”88歳を祝福 豪華アーティストがコラボ&「まつり」を全員で大合唱
日本クラウン主催のスペシャルコンサート〈令和・歌の祭典2024~昭和、平成、令和、歌とともに~〉が、11月5日に東京・J:COMホール八王子にて開催されました。 本コンサートは今年で4回目の開催となり、北島三郎を始め、日本クラウン所属の美川憲一、瀬川瑛子、鳥羽一郎、三山ひろしの他、細川たかし、藤あや子、松前ひろ子等、レーベルの垣根を越えた豪華アーティストによるコラボレーションが魅力のひとつとなっています。 [ライヴ・レポート] 司会は徳光和夫と水町レイコが担当。徳光が「来年に迎える昭和100年のヒット曲をお楽しみいただくと共に、北島さんの米寿88歳をこの会場にいる皆さんでお祝いしたいと思います!北島さん本当におめでとうございます!」と問いかけると北島は、「皆様に支えられて歩んでいるうちに、あっという間に88歳になっていました。生きていると言うよりも生かされているなと感じます。今日お越しの皆さんと色んな歌に触れながら楽しんで頂ければと思います」と語りました。 第1部では、北島が昭和37年にデビューするまでの流し時代に歌ってきた歌や昭和のヒット曲を振り返りつつ、各曲を出演アーティストがカヴァー。さらに美川憲一、細川たかし、鳥羽一郎、純烈らが、昭和・平成・令和にヒットした楽曲を本人の歌唱で披露しました。 第2部では、今年でデビュー62周年を迎える北島三郎の米寿を盛大に祝うため、北島のヒット曲の数々を出演アーティストがカヴァーすると、北島は「本当に皆さん上手で、自分で歌うのが恥ずかしくなるくらい。こんな歌い方もあるんだなと、この歳になっても非常に勉強になりますね」と絶賛。 終盤には、11月5日にリリースされた北島三郎の新曲「東京の空」を披露。「東京の空」について北島は、「北海道から夢を追いかけて来た当時の気持ちを日本クラウンの社長が詩に書いてくれました。歌っていて涙が出そうになります。船に乗って東京に出て来て、北島三郎になって60年以上沢山の皆さんに支えられて来ました。その全てがこの歌の中に入っています。是非みなさんCDを買って聴いてください」と語りました。 ラストは北島三郎の名曲「風雪ながれ旅」、「まつり」を全員で大合唱し、大団円で幕を閉じました。 本公演の曲目は、音楽配信サイトにてプレイリストとして公開されているので、来られなかった方はもちろん、来てくださった方も是非聴いて頂き、コンサートの余韻を楽しんでほしいところです。