創業2年で250店「鰻の成瀬」11月には300店に、消費者とFCオーナーから支持集め急拡大、今後は新業態に挑戦、山本社長「“ウナギの人”の印象を変えたい」
〈新業態は「生ドーナツ」とサロン業態「よもぎ蒸し」〉
その一方で、新業態の開発も進めている。9月以降に、生ドーナツ専門店と、サロン業態のよもぎ蒸し専門店をオープンする。よもぎ蒸しとは、よもぎを煎じた蒸気を体中に浴びるもので、スチームサウナに近い。 もともと飲食店以外の複数の業界で、FC加盟店として運営してきた経歴を持つ山本社長。フランチャイズビジネスインキュベーションでも現在、「ドライヘッドスパ専門店 癒し~ぷ」を、加盟店として運営しており、サロン事業は今回が初めてではない。 山本社長は、「今の“鰻の人”という印象を変えていきたいですし、社会課題の解決にも取り組みたい」と話す。FC事業のほかにも、故郷である滋賀県高島市では、中学生のハンドボール大会を立ち上げるなど、地域活性化事業にも取り組んでいる。 急拡大中の「鰻の成瀬」の今後や、飲食業にとどまらない新業態の開発など、これからの展開に注目が集まりそうだ。
食品産業新聞社