愛車の輝きを復活させる秘訣はここに! 体じゃなくタイヤを洗え!~Weeklyメンテナンス~
タイヤクリーナーの多くはスプレータイプで、直接タイヤにクリーナーを噴霧して汚れを洗い流すスタイルが多い。これだとタイヤだけをピンポイントで洗うことができるので効率も良い。タイヤに付着する汚れは油汚れなどの酸性のものが多いため、洗浄の効果を考えた上でアルカリ系の洗剤をベースにしている場合が多いようだ。
そんなタイヤクリーナーのひとつ(試したのはソフト99のディグロス 神トレ ホイール&タイヤクリーナー)を実際にタイヤにスプレーしてみると、タイヤに付着した汚れが徐々に浮き出してくる(商品ごとに使用方法や効果は異なるので取扱説明書をよく読んで使用しよう)。このようにタイヤのトレッドやサイドウォールの凹凸の隙間から茶色い汚れが浮き出してくるのを見ると、想像以上にタイヤが汚れていたことに気づくだろう。
汚れが浮き出してきたらブラシでていねいにタイヤを洗浄していこう。その際にも他の部分とブラシを共用するのではなく、タイヤ専用のブラシを使うと作業効率も良く他の部分にタイヤ汚れを持ち込んでしまうことも無い。やや硬めのブラシでタイヤのトレッドやサイドウォールの凹凸部分にも入り込んできれいに汚れをかき出せるタイプがオススメ。タイヤ専用に用意されているブラシならこれらの要件をクリアしているので安心して選べるだろう。
こうしてタイヤを洗浄すると、洗浄前のモヤモヤ感がスッキリして真っ黒なタイヤが蘇ってくる。タイヤがきれいになるとクルマ全体が引き締まって見えてくるから不思議。□おしゃれは足もとから□と言われるのはクルマでも同様のようだ。愛車の洗車と合わせてタイヤの洗浄を実施して、洗車後の完成度を一気に高めてみよう。洗車後の満足感はこれで大幅アップすること間違いなしだ。
土田康弘|ライター デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。
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