ホンダが50ccバイクを生産終了! 原付は排気量から出力規制へ! 新規格のPCXとかシグナスとか出るのか?
■トルクは規制がないから太くなる!
ホンダは2025年5月に50ccバイクの生産を終了するというが、すぐに50ccバイクが買えなくなるわけじゃない。前述したとおり排ガス規制の期限は同年10月末だから、ホンダはその間の在庫消化も見越して、5月終了を決めたと思われる。 当然法改正も2025年10月末をめどに行われるはずだ。税金やナンバーの色などはこれまで通りだが、決められた上限出力を違法に改造できないよう、主力抑制箇所を物理的に封印したり、ソフトウェア的な制御などが加えられる予定だ。 各社がどんなモデルを出してくるかはまだ未定だが、ホンダからはベストセラースクーターPCXやスーパーカブシリーズの新規格原付の登場を期待したい。PCXなどは125ccのままだとやや重いから、多少の軽量化が図られるかもしれない。併せて格安の電動スクーターも登場するだろう。 ちなみに新規格原付で絞られるのは最高出力だけでトルクは規制がない。このため新規格原付はトルクが太くなり、街中での取り扱いが楽になるという情報もある。新しい乗り物が登場するときはワクワクするが、新規格原付もぜひ楽しい乗り物となることを願いたい。