松重豊 主演&監督作「劇映画 孤独のグルメ」で内田有紀、杏らと共演「僕は大好きな人しか呼びません!」
俳優、松重豊(61)らが16日、東京都内で行われた主演作「劇映画 孤独のグルメ」(来年1月10日公開)の舞台あいさつに出席した。 輸入雑貨の貿易商、井之頭五郎の独食で人気のテレビ東京系連続ドラマシリーズの劇場版。今作では長崎、パリ、韓国で波乱に巻き込まれながらスープ探しの旅をする。 松重は監督と脚本も担当。この日登壇した共演の内田有紀(49)、磯村勇斗(32)、杏(38)、オダギリジョー(48)には「僕は大好きな人しか呼びません!」という思いでオファー。パリ在住の杏とは親子役で共演することが多く「パリといえば杏ちゃん。出演してくれて、持つべきものは娘」と笑顔で感謝していた。 劇中の五郎は食を心の支えにするが、自身の心の支えについて内田は「1980年代のアイドルが歌を歌っている動画。最近の若い方の動画も見ますが、クオリティーの高さにがくぜんとなって、もっと頑張ろうと背中を押されます」と説明。杏は「旅行が大好き。いろんなところに行って、知らないものを食べること。今年は南インドに行って子供たちといってカレーを食べました。おいしかったです」と笑顔で振り返った。 食の関連で〝最高のごはんのお供〟を聞かれた松重は「九州出身なので高菜漬けの油炒め」と即答。磯村は「焼きたらこ」で、オダギリは「正直、なかなかないのですが…焼きたらこかな」と磯村と同様の回答で笑いを誘った。今作は韓国で10月に開催された第29回釜山国際映画祭のオープンシネマ部門に正式出品されるなど海外でも人気。現在はテレ東系で連ドラ最新作「それぞれの孤独のグルメ」が放送中。31日には大みそかの特別ドラマが放送される。