「君たちは不可能だと思うだろうが、私は可能だと思っている」マンチェスター・U新指揮官の“夢想家”アモリムが初陣へ
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は、初陣となるイプスウィッチ・タウン戦に向けてコメントした。 エリック・テン・ハーグ監督の下でシーズンをスタートしたマンチェスター・Uだが、調子が上がらずに低迷。10月末に同指揮官の解任に踏み切り、11月上旬にアモリム監督がインターナショナルブレイク明けからチームを指揮することが発表された。 中断期間に入った直後にマンチェスター・Uに到着してチームとともにトレーニングを開始し、24日のイプスウィッチ・タウン戦に向けて準備を行ってきたアモリム監督は、この一戦を前にした22日のプレスカンファレンスで初陣に向けた意気込みを語った。 「私は選手たちを信じている。我々には成長のための余地がある。私は少しばかり夢見がちな人間で、私は私自身を信じているし、クラブのことも信じている。我々には同じ考え方があり、これが助けになり得る。新しいことをトライしてみたい。君たちは不可能だと思うだろうが、私は可能だと思っている。最後になればわかるだろう」 また、アモリム監督はマンチェスター・Uが改善しなければならない問題についても口にした。 「我々は頻繁にボールを失い過ぎているし、ボールをキープしなければならない。守備に戻ることもさらに良くしなければならないし、これは全員にとって明らかなことだと思う。ディテールを良くする必要もあり、小さなことをさらに良くする必要がある。ここにいる選手たちとともに助けられると思う。修理かどうかはわからないが、我々にはチームとして成長するための余地がある」 「試合の理解という面で多くの箇所を改善しなければならない。プレースタイルが異なり、シーズン中にプレースタイルを変えることになる。チームのフィジカル面を改善しなければならない。どれだけの時間を必要とするかはわからない。マンチェスター・ユナイテッドでは試合に勝たなければならないということを知っている。だから、私に多くの時間が必要だと言うつもりはない。ここは世界で最高のリーグだからもちろん我々には時間が必要で、リーグ優勝に挑戦するために多くのことを改善しなければならない。時間を手にするため、そしてタイトルを勝ち取るために試合に勝たなくてはならない」 アモリム監督はスポルティングとの違いについても語り、チームに変化を起こす準備ができていることを強調した。 「このクラブは予想していたよりも大きなクラブだ。本当にたくさんの部門がある。スポルティングとはとても異なる。ここは世界的なクラブで、チームのコーチをすることだけではなく、やるべきことがとてもたくさんある。私にはやるべきことがたくさんあるが、多くの助けもある。ミーティングもたくさんあるから、私はこれらの面で向上している」 「バックラインが3人や4人は大きな違いではないから、革命を起こすわけではない。革命と言うことはできないが、我々は異なる種類のフットボールをプレーする。これが最善の方法だとは言っていないが、これが我々のフットボール観だ。これは革命や進化ではなく、プレーするフットボールの変化だ」