BMWがロードスター「F900R」「S1000R」「R1250R」の2024年モデルを発売!
電子制御がさらに充実のスーパーネイキッド・S1000R
『S1000R』はスーパースポーツ・S1000RR直系の999cc水冷並列4気筒エンジンを搭載するロードスターだが、最高出力は165ps、装備重量204kgというスペックでわかるように、まごうことなきストリートファイターだ。S1000RRのエンジンより5kg、車両全体では6.5kgも軽くしつつ、4~6速ギアをロングレシオとしたことで、市街地やワインディングでの走行、サーキットにおいてもハイパワーを扱いやすい特性としている。 コーナリングABS、3種のライディングモード、トラクションコントロールなど電子制御デバイスも充分に装備するが、このたびの改定によりさらに下記が標準装備となり、カラーバリエーションも変更となった。 ライディングモード・プロ 従来の「レイン」、「ロード」、「ダイナミック」に加えて「ダイナミックプロ」を追加 ダイナミックエンジンブレーキコントロール 強いエンジンブレーキの際に後輪のスリップを抑制して走行安定性を維持する ダイナミッククルーズコントロール(DCC) 坂道でも設定した速度を維持するクルーズコントロール 車体色と車両価格の刷新 ブラック・ストーム・メタリック(198万7000円~)、ブルーストーン・メタリック(202万8000円~)の2色展開 【BMW S1000R】主要諸元■全長2075 全幅815 全高1050 軸距1450 シート高830(各mm) 車重204kg■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 999cc 165ps/11000rpm 11.6kg-m/9250rpm 変速機6段 燃料タンク容量16.5L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=190/55ZR17 ●価格:198万7000円~ ●色:黒、青 ●発売日:2023年11月15日
双方向クイックシフター装備のR1250R
『R1250R』は、BMW伝統の水平対向2気筒エンジンを搭載するロードスターで、BMWの第1号機であるR32直系となる最新鋭ボクサーだ。R32から100年が経った現在のボクサー・ロードスターは、136psを発生する1254cc空水冷水平対向2気筒エンジンを搭載し、BMW独自のテレレバー式サスペンション、インテグラルABSプロ、トラクションコントロール、エンジンブレーキコントロール、「エコ」、「レイン」、「ロード」、「ダイナミック」、「ダイナミックプロ」からなる5種のライディングモードなどの最新電子制御デバイスを備える。’24年型では、これらに加えて下記の装備が標準となった。 ギアアシスタントプロ アップ/ダウン対応のクイックシフター クロームデザインのサイレンサーとエキゾーストパイプ 車体色と車両価格 車体色は継続されるが、それぞれ車両価格は改定となる。アイス・グレー(177万5000円~)、レーシング・ブルー・メタリック(183万6000円~)、ブラック・ストーム・メタリック(185万7000円~)の3色がラインナップされる。 【BMW R1250R】主要諸元■全長2165 全幅850 全高1180 軸距1515 シート高820(各mm) 車重239kg■空水冷4ストローク水平対向2気筒DOHC4バルブ 1254cc 136ps/7750rpm 14.6kg-m/6250rpm 変速機6段 燃料タンク容量18L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:177万5000円~ ●色:灰、青、黒 ●発売日:2023年11月15日 ●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。