「不倫の女性と復縁を遂げようと被害者の殺人に及んだ」元長野県議に「懲役19年」の有罪判決 裁判長「冷酷かつ凶悪な犯行」「犯行後にも女性と密会」【妻殺害事件の裁判 続報】
12月23日の判決公判。 長野地裁は丸山被告に「懲役19年」の実刑判決を言い渡しました。 坂田正史裁判長は「被告以外の他者であるというのは空想的、偶然の一致は考えがたい。被告人が犯人でないならば、合理的に説明できない」「物盗り犯の犯行に見せたり、関係者の犯行に見せかけようとしたりしたもので、被告が犯人でないと認めるものではない」「不明瞭な経緯は被告人が犯人であるとすると合理的、間接的ではあるが被告人が犯人であるとすると評価できる」としました。 また量刑の理由について、裁判長は「不倫の女性と復縁を遂げようと被害者の殺人に及んだもので、身勝手な思惑に基づく冷酷かつ凶悪な犯行として相当厳しい非難に値する」「犯行後にも女性と密会していたことから、復縁交際をすることにためらったり、後悔した様子もない」「遺族は厳しい処罰感情を求めている」などとして、懲役19年と判断としたと説明しました。
長野放送
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