キャッシュレス決済、免許更新やパスポート交付にも 収入証紙廃止予定の滋賀県
滋賀県は、運転免許証更新やパスポート交付などの使用料・手数料の支払いに今月中旬から順次、キャッシュレス決済を本格導入する。 県管理課によると、2025年度末に収入証紙の廃止を予定しており、現金以外の支払い方法を増やすことで利用者の負担軽減や事務処理の効率化につなげるという。 キャッシュレス決済は県庁などの93カ所で可能になり、窓口によって種類は異なるが「PayPay(ペイペイ)」などのスマートフォン決済アプリやクレジットカード、交通系ICカードなどの電子マネーが使える。9月中旬から既に試験的に導入している機関もある。 主な対象の手続きは運転免許更新手数料▽パスポート交付手数料▽納税証明書交付手数料▽飲食店営業許可申請手数料▽建設業の許可手数料―など。 キャッシュレス決済が可能な窓口や手続きの詳細は県管理課のホームページで確認できる。