アミューズ初のボーイズオーディション、GPに黄兆銘さん 20歳&東京都出身の大学3年生
福山雅治(55)、吉沢亮(30)らを擁する大手芸能事務所、アミューズが初開催するボーイズオーディション「NO MORE FILTER」の最終審査会が6日、東京都内で行われ、応募総数約8000人の中から東京都出身の大学3年生、黄兆銘(こう・よしあき)さん(20)がグランプリに輝いた。 同社の大規模オーディションは6年ぶり。ファイナリスト8人の中からTHE KISS賞とグランプリの2冠に輝いた黄さんは、名前を呼ばれた瞬間、大きく口を開けて驚いた表情を見せながらうなずいて笑顔。 トロフィーを受け取り、「本当に実感が湧かなくて、ちょっとパニックです」と興奮気味。「このようなすてきな賞をいただいて、心の底から事務所に入って自分の夢をかなえられるので、すごくうれしいです」と満面の笑み。会場で見守った母親に向けて「お母さん、きょうはハンバーグ作ってください」と好物をねだって沸かせた。 黄さんはマレーシア人の父とロシア人の母を持つハーフで、都内の大学に通う3年生。カナダに1年間の留学経験もある知的なイケメン。この日の審査では「モデルになりたいと思っていたんですけど、アミューズの合宿を通して歌やダンス、芝居に興味を持ちました。私の今の夢は誰かの憧れの存在になることです」とハキハキと宣言。特技のロシア語とトランペットで個性をアピールし、小顔で183センチの長身もステージで映えた。 受賞後の会見では「自分が出ている雑誌を見たいので雑誌に載れたら。モデルや俳優を主にしたい」と意欲。好きな芸能人に出川哲朗(60)をあげ、「人を幸せにする。僕もこんな大人になりたい」とはにかみ、副賞の賞金300万円とジュエリーのCM出演権については「CMでは全力を出し切りたい。親が学費を払ってくれたので、全部出そうと思っています」と親孝行な一面も見せていた。