「エンビードとジョージ、どっちがラストショットを打つ?」…若手の質問にジョージが返答
今夏のFA(フリーエージェント)戦線で、フィラデルフィア・セブンティシクサーズは大型補強に成功。ポール・ジョージ、ケイレブ・マーティン、エリック・ゴードン、アンドレ・ドラモンド、ガーション・ヤブセレをロスターに加えた。 このチームには元MVPビッグマンのジョエル・エンビードがいるほか、今夏オールスターガードのタイリース・マクシー、ケリー・ウーブレイJr.、カイル・ラウリーとも再契約を結んでおり、豪華戦力で今シーズンに臨む。 そんななか、ジョージのポッドキャスト番組“Podcast P with Paul George”の最新エピソードが8月20日(現地時間19日)に公開。ゲスト出演したチェット・ホルムグレン(オクラホマシティ・サンダー)が、エンビードとジョージ、どっちがラストショットを打つことになるかと質問した。 今シーズンのシクサーズはエンビード、マクシー、ジョージによる新ビッグ3が誕生。実力者たちがそろうチームとはいえ、彼らのその日の調子やマッチアップ相手との相性、3点が必要であればマクシー、ジョージ、あるいはウーブレイJr.やマーティン、ゴードンが繰り出すケースもあるだろう。 そこでジョージは「それはニック・ナース(HC)への質問かな。僕はその質問をニック・ナースへ託す。彼がデザインした選手なら誰でも、ベストショットを打つことになるだろうね」と返答。 ロサンゼルス・クリッパーズでカワイ・レナード、ジェームズ・ハーデン、ラッセル・ウェストブルック(現デンバー・ナゲッツ)とはサンダーとクリッパーズでプレーしてきたジョージは「僕はこれまでスーパースターたちとプレーしてきた。誰が打つことになっても一喜一憂するのさ」とも話していた。 もちろん、ジョージはラストショットを打つためにシクサーズへ移籍したわけではない。新天地で主力の一角を務める34歳のベテランウイングは、攻防両面でチームの勝利を助けるプレーをしてくれることだろう。
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