ダルビッシュ 今季初勝利逃すも大谷を2三振と完璧に抑える 松井裕樹は勝利呼び込む好救援
◇MLBパドレス6-3ドジャース(日本時間15日、ドジャー・スタジアム) パドレスのダルビッシュ有投手が敵地でのドジャース戦に今季5度目の登板。今季初勝利と日米通算197勝目をかけたマウンドでしたが、5回3失点で白星に届きませんでした。 【画像】前日の試合前に豪華な野球談義 ダルビッシュ、大谷翔平、山本由伸が談笑 初回、先頭打者のムーキー・ベッツ選手にヒットを許し、2番の大谷翔平選手と対戦。初球、ベッツ選手に盗塁され、得点圏にランナーを進められます。それでも7球目、インコース低めの93.2マイル(約149.9キロ)のカットボールで空振り三振。その後もバックの好守もあり無失点で切り抜けます。 3回は2アウトから大谷選手と2度目の対決。ボール3としますが、4球目はキレのある低めのスライダーで空振り。その後フルカウントとし、最後はスプリットでサードフライに打ち取りました。 直後の攻撃で4番マニー・マチャド選手の4号ソロで先制。援護点を受けたダルビッシュ投手でしたが、4回につかまります。フレディ・フリーマン選手にライトへ2べースを許すと、ウィル・スミス選手にタイムリーヒットを打たれ同点。続くマックス・マンシー選手に勝ち越し2ランを浴びました。 それでも以降は立ち直ると、5回に大谷選手と3度目の対決。ストライク先行で追い込むと、最後は低めのカットボールで空振り三振。大谷選手を3打数ノーヒット2三振と抑え込みました。 ダルビッシュ投手は、5回92球を投げて、4安打2奪三振3失点の内容。リードされて降板しましたが、6回に味方打線が2点を奪い、ダルビッシュ投手の黒星が消えると、7回にはジュリクソン・プロファー選手が満塁のチャンスで走者一掃の3点タイムリー2ベースを放ちます。6回途中から3番手としてマウンドに上がった松井裕樹投手は、回をまたいで打者4人を無安打に抑える好救援で今季2勝目。チームは逆転勝利で、ドジャースに勝ち越しました。