「スズキ獲得へ加速」セリエA初の日本人GKへ!五輪選外の鈴木彩艶、パルマ移籍目前と地元メディア報道!率いるのは元アビスパ監督
「彼が新たなペッキア監督の守護神だろう」
セリエAに初の日本人守護神が誕生するのか。 パリ五輪のメンバーから外れたシント=トロイデンの鈴木彩艶は、元アブスパ福岡監督のファビオ・ペッキアが率いるパルマからの関心が取りざたされている。地元メディアは7月3日、来季からセリエAに昇格する同クラブが、鈴木の獲得に近づきつつあると報じた。 【PHOTO】パリ五輪に挑むU-23日本代表18名とバックアップメンバー4人を一挙紹介! 昨年夏、マンチェスター・ユナイテッドからの関心が注目された鈴木だが、出場機会を重視してシント=トロイデンに移籍。2023-24シーズンは32試合に出場して50失点、クリーンシートは6回という成績だった。 今夏も再びユナイテッド移籍の可能性が噂され、ジョゼップ・マルティネスのインテル移籍が濃厚なジェノアからの関心も報じられた鈴木。だが直近になり、移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ記者が、パルマとシント=トロイデンの交渉を報じていたところだ。 そして3日、パルマ専門サイト『Parma Live』は「直近でスズキ獲得へ重要な加速があった。サプライズがなければ、彼が新たなファビオ・ペッキア監督の守護神だろう」と報じている。 「ベルギーメディアが報じたように、スズキはパルマのために五輪を断念すると決めた。さらに、シント=トロイデンはすでに代役獲得に動いている。ベンフィカとコクボ(小久保玲央ブライアン)を交渉しているのである。興味深いことに、彼もアフリカにルーツのある日本人GKだ」 パルマは元イタリア代表のジャンルイジ・ブッフォンや、元フランス代表のセバスティアン・フレイなど、かつて名手が活躍したクラブだ。もちろん、中田英寿氏が在籍したことでも知られる。 鎌田大地がラツィオを去り、日本人選手が不在のセリエA。鈴木は歴代14人目の「カルチョ界のサムライ」となるのだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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