シティ、米投資銀行部門で一連の人員削減を新たに実施-関係者
(ブルームバーグ): 米銀シティグループは先週、米投資銀行部門で新たな一連の人員削減を実施したと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同行は先週の発表資料で、組織再編計画に関する主要な措置を完了したと表明していた。
関係者によれば、最も大きな影響を受けたカバレッジ分野はテクノロジー、メディア、通信などで、シニアバンカー数人と複数のジュニアバンカーが削減対象となった。金融テクノロジーチームに所属していたマネージングディレクターのヤシーン・チョードリー、アビ・シンガル両氏が退社したという。リンクトインのプロフィルによると、両氏は2022年にシティグループに入社した。
関係者の話では、この他に株式・債券資本市場や金融スポンサーのカバレッジ、クリーンテクノロジーバンキングなどの分野で人員削減が行われ、中南米の株式資本市場事業を統括していたニューヨーク在勤のマネジングディレクター、ファン・カルロス・ジョージ氏も退社したという。
シティグループの担当者はコメントを控えた。チョードリー、シンガル、ジョージ各氏にリンクトインや電話、電子メールを通じてコメントを求めたが、すぐには返答がなかった。
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原題:Citigroup Cut US Tech Banker Jobs Amid Broad Reorganization(抜粋)
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Amy Or, Gillian Tan