岸田首相が年頭会見 自民党に総裁直属の「政治刷新本部」発足を表明
岸田首相が年頭会見 自民党に総裁直属の「政治刷新本部」発足を表明
岸田文雄首相は、4日夕、年頭記者会見を首相官邸で行った。自民党派閥の政治資金事件を受け、岸田首相は来週にも党総裁の直属機関として「政治刷新本部」を立ち上げることを発表した。 【動画】岸田首相が年頭会見「被災地に寄り添う覚悟」
岸田首相は会見で「自民党の政策集団の政治資金パーティについて、それぞれの政策集団、自民党の政治資金の問題に厳しい目が向けられ、国民から疑念を持たれる事態を招いていることに、自民党総裁として、まずは心からお詫びを申し上げます」と謝罪した。 そして、検察当局による捜査に党として全面的に協力するとし「同時に私自身が党の先頭に立って、国民の政治への信頼を回復すべく、自民党の体質を刷新する取り組みを進めてまいります。来週、自民党に総裁直属の機関として『政治刷新本部』を立ち上げることにいたします」と表明した。
政治刷新本部では、今回の問題の原因をふまえつつ、再発防止を検討。政治資金の透明性の拡大や政策集団の在り方に関するルールづくりなどを進めていくとしている。
