「アメリカ・ファースト戦士」ステファニク氏…トランプ2期目の国連大使に内定
米国のドナルド・トランプ次期大統領が「アメリカ・ファースト(米国第一主義)」政策を実行に移す人選にスピードを出している。 トランプ氏はエリス・ステファニク共和党下院議員(40)に次期政府の国連米国大使の職を提案したと明らかにし、ステファニク氏もこの提案を受け入れたと伝えた。 トランプ氏は11日(現地時間)、自身のソーシャルメディア「 トゥルース・ソーシャル」に声明を出し、「国連駐在米国大使として、私の内閣で仕事をする人物としてステファニク議員を指名することになり光栄」と明らかにした。 これに先立ち、CNNは前日トランプ氏が国連大使にステファニク氏を指名するだろうと報じていた。この日の発表でステファニク氏は公式に近づくトランプ第2期政府への合流チケットを手にした。 トランプ氏はステファニク氏について「強靭で非常にスマートな『アメリカ・ファースト』の戦士」とし「ハーバード大学を卒業したステファニク氏は米国最年少女性下院議員に選出された」と評価した。 続いて「ステファニク氏は(共和党大統領候補で)私を真っ先に支持した下院議員で、いつも忠実な支持者だった」とし「下院軍事委員会と情報委員会の幹事であり、学内反ユダヤ主義の対応を率いた」と強調した。 また「(ステファニク議員は)驚くような国連大使になり、『アメリカ・ファースト』国家安保政策と強力さで平和を実現してくれるだろう」とした。 今回の大統領選挙で民主党カマラ・ハリス候補をおさえて圧勝したトランプ氏は連日超高速人選を発表している。第1号はホワイトハウス秘書室長、第2号は「ボーダー・ツァー(国境を総括する職責)」だった。